はじめに
今回はグアヒーラ(guajira)という曲種の基本的な弾き方パターン例を紹介します。
追記)グアヒーラのファルセータ記事追加しました。
以下動画です。
リズム、コード解説
グアヒーラはフラメンコでよく使われるコンパスの12拍子で、12,3,6,8,10拍目にアクセントが来ます。
また、アレグリアスと同じくメジャーキーの曲ですがアレグリアスがEメジャーキーの形で弾かれることが多いのに対しグアヒーラはAメジャーキーの形で弾かれることが多くなっています。(アレグリアスについてはこちらの記事から)
この動画内では最後のシメに入るところ以外ではE7とAの2つのコードで弾いています。
ラスゲアードなどの特殊奏法を使っておらず、リズムも比較的取りやすい(と思われる)ためフラメンコギターに触れたことのない人でも取り組みやすいパターンになっていると思います。
曲種解説
グアヒーラは植民地時代のキューバで支配者であるはずにも関わらず農業などの肉体労働をしていたスペイン人たちの悲哀を歌った歌です。
スペインから渡ったフラメンコがキューバに行きそこからまたスペインへ帰ってきて生まれた曲なのでイダイブエルタ(スペイン語で往復を意味する言葉)系の曲と呼ばれています。
悲哀を歌っていますが明るく美しい曲調が特徴です。
ギターのファルセータなどもとても美しいフレーズが多いためぜひ聴いてみてください。
この記事が読んでくれたあなたの参考になれば幸いです。
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